· 

クイーンコンクシェルのお話し。

こんにちは。

エクランジュールです。

 

今日は綺麗な淡いピンク色をした魅惑的な貝、

クイーンコンクシェルのお話しをさせて頂きます。

 

クイーンコンクシェルとはメキシコ湾岸からカリブ海全域に生息している、

美しいピンク色の貝殻を持つコンク貝の事です。

そのコンク貝から作り出される真珠が「コンクパール(真珠)」と呼ばれます。

コンクパールは千個、もしくは1万個に一個しか採れないと言われる希少な真珠で、アコヤ真珠などとは異なる美しさを持ちます。

 

[宝石としてのコンクパール]

もともとアンティークジュエリーなどに昔から使用されてきましたが、海外では20世紀初頭からティファニーやカルティエがいち早くその魅力に気が付き、コンクパールを使用したジュエリーをデザインに取り入れていたようですが、養殖真珠の台頭やコンクパールの希少性などからあまり認知度は広がりませんでした。日本ではMIKIMOTOが1980年代に作品に取り入れ飛躍的に認知度が広がったそうです。

 

[お守りやアートとしてのコンクシェル]

コンク貝の「貝殻」は1800年頃から宝石の素材として使われてきたと言われ、コンク貝の産地としても知られるカリブ海バハマ諸島の浜辺では、コンク貝やサンゴの欠片が混ざってできたピンクサンドビーチと呼ばれる一面が美しいピンク色に砂浜があります。

コンクシェルは貝殻から作り出します。石ではないのですがマザーオブパールと同様に「安産のお守り」などと考えられているため、パワーストーンの一つに数えられています。

コンクシェルはヴィクトリア時代からジュエリーや芸術作品の素材として珍重されていたそうです。その中でも代表的なものは「カメオ」です。コンク貝の表面に人物や風景などの絵柄を凸状に加工した「カメオ」は、ピンクとホワイトの色合いがとても優しい雰囲気を持った装飾品となり、芸術作品としても当時から高く評価されていたと考えられます。

 

 

エクランジュールでも、

一つだけ、クイーンコンクシェルを使用したピアスを作っています。

 

バハマ諸島産クイーンコンクシェルのピアス&イヤリング【eclanjour】

https://minne.com/items/24386221

 

コンクシェルのピンクを基調にガーネットやピンクのトルマリンなどあしらったエキゾチックなピアスです。

 

 

 

しかし、そんなクイーンコンクシェルですが乱獲により、

この先10年で地上より消えてしまう可能性が近年の研究調査の結果より出ているそうです。

 

コンクシェルの生息域はもともとアメリカのフロリダキース諸島まで広がっていたそうですが、

乱獲のため採れなくなり、続いて、オランダ領アルバ、英領バミューダ諸島、コスタリカ、ハイチでも、乱獲のためコンク貝の漁が消滅しているそうです。

 

悲しいですね(;;)

 

元々コンク貝は、昔から地元の人に愛された食材であり、サラダからフリッターまで様々な料理があるそうです。

コンク貝の缶詰もあるそうです。さらにコンク貝フェスティバルがあるくらいなので、どれだけ昔から愛されてきたものなのか想像が付きますよね。

 

 

しかもコンク貝は無駄が一切ないですね。

コンクパールが採れて、身は美味しい食料となり、殻はコンクシェルとして、カメオやお守りとなる。

 

 

うーん素晴らしい。沖縄の豚みたいですね。

沖縄の人は残るのは鳴き声だけっていうくらいに、ミミガー、チラガー、テビチ・・・etc

余すことなくすべてを食べるそうです。

 

 

バハマは今でもコンク貝の水揚げがありますが減少傾向にあるそうです。

水揚げされたコンク貝は半分は国内で消費され残りの半分はアメリカへ輸出されるそうです。

 

コンクシェルの生息する国の政府はしっかりと管理して保護てほしいと思います。

こんな美しいものを地上から消してはいけないと思います。

 

勿論、私達は入手できなくなりますが別に今身に付けなければならないものでもないので、

しっかりと数が回復してから、自然からおすそ分けして頂く程度で良いと感じます。

 

養殖されている真珠は別として天然石などは限りある資源のモノなんですよね。

 

元々産出量が少ない希少性の高い石はありますが、

昔は安価で手に入ったけど、年々産出量が減って値上がりしてきている石もあります。

 

そのうちブログに書きたいと思います。

 

 

今日はクイーンコンクシェルのお話しを書きました。

 

絶滅危惧種だから私はこのアクセサリーを身に着けない!ではなく、

これがきっかけで、地球の反対側の国で取れるクイーンコンクシェルはこういう事になっていたんだと、

認知できる事、周りに教えてあげられる事ってあると思います。

 

何よりも悲しいのは、無知で無関心であることだと私は思います。

 

そしてアクセサリーに使われている材料や歴史などを知ると、より思い入れのあるモノになると思います(*´ω`*)

 

希少なクイーンコンクシェルを使用したアクセサリー、

この事実を知ってしまったら大切にしないわけないですよね?

 

長々と読んで頂けてありがとうございました(*^^*)

 

下の写真はエクランジュールが数年前に旅行で訪れたクイーンコンクシェルが生息するカリブ海です。

こんな美しい海ならあの美しいコンクシェルが育つのも妙に納得!

 

 

コンクシェルの貝殻が載ってるサイトリンク貼らせていただきます↓↓↓

https://hanoilife.exblog.jp/15775461/

 

------------------------------------------------

[委託販売]

①[ハンドメイドギャラリー日向箱(ひなたぼっこ)〈1号店〉]

 〒174-0071 東京都板橋区常盤台4-35-4

(東武東上線「上板橋駅」北口より徒歩2分)
Open13:00~Close22:00〈不定休〉
日向箱HP→https://bokkokun.com

 

②[my ba boo]

  千葉県印西市、印西牧の原[ビッグホップガーデンモール印西]

ショッピングモール内の[my-ba-boo] 区画64

 

------------------------------------------------

 

[web販売サイト]

minne→https://minne.com/@eclanjour

 

Creema→https://www.creema.jp/item/10977500/detail

 

BASE→https://eclanjour.base.shop/

 

Instagram→https://www.instagram.com/eclanjour/

facebook→eclanjourでやってます。

 

------------------------------------------------