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印旛うなぎ処さかた 本店 〜ザリガニ編〜

この度、見るも鮮やか「ザリガニ」に初挑戦です(*´ω`*)

8月に入ってからすぐに、鰻が食べたくなり久しぶりに、「うなぎ処さかた 本店」へ行ってまいりました。

最近は暑くてゴルフ行く気にもなれず、久しぶりの利根川沿いドライブとなりました。

お店の並びにある駐車場へ車をとめていざ出陣!(斜めっており平らな駐車場ではないのでドアの開け締め注意)

 

昨年も8月の訪問でしたが、全く変わらぬ古びた佇まいに少し安心感です。

こういう昔からある建物、好きなんです。

 

前回は鰻を待つ間のつまみに「鯉の洗い」にチャレンジしましたが、

 

今回は前々から気になっていたメニュー、夏季限定メニューの「ザリガニ」初挑戦!

 

この辺の鰻屋さんはたいていお店の前に、「鯉の洗い」と「ザリガニ有ります」の看板が掲げてあります。

都内のお店ではきっとこうは行かないですよね。

きっと、周辺の印旛沼や利根川で獲れたものだと思われます。

 

ザリガニは10匹くらい入っていたでしょうか。

お品書きには時価と書いてありましたが、その日は一皿1,000円位でした。

 

鰻重とザリガニを注文してすぐに、

塩ゆでにされて冷蔵庫で冷やしたものが運ばれてきました。

いわゆる真っ赤なアメリカザリガニです。

 

アメリカのルイジアナ州はザリガニ料理有名ですよね。

北欧のスウェーデンでもザリガニ祭りがあるくらいにポピュラーな食材です。

一時期乱獲しすぎて漁が禁止になったくらいだそうです。今は夏の2ヶ月間のみの漁が解禁されるそう。

解禁だなんて鮎漁みたいですね(^^)

 

アジア圏でもよく食べられる人気の食材。

ザリガニがいるのに食べない国は日本くらいじゃないかと思われます。

 

ですよねー。

ザリガニって小さい頃近くの川や溜め池に取りに行った記憶ありますもの。

母から出汁の取り終わった煮干しを分けてもらって、

その煮干しを糸の先にくくりつけてあの濁った水面へ垂らし入れて、ザリガニが釣れるのを待つ。

 

釣れたザリガニをどうするでもなく、釣れることが楽しい田舎の子供の遊び方。

食用なんて考えもしなかった

 

・・・そうあの濁った水の中に生息する生物…(-_-;)

 

はたして美味いんだろうか・・?

 

 

食べ方は至って簡単。

 

普通のエビを食べるが如く、頭の部分を ベキ! と外して、味噌を食べます(しゃぶるに近い)

 

エビ同様、胴体の殻を剥いて身も食べます。

 

 

味は・・・・あららら???

 

とっても美味いです〜(*´∀`*)

 

ミソも濃厚。

胴体の身部分も濃厚な蟹の味です。

 

ああ!そうだ。これは蟹の味だ。正月によく食べる茹でたズワイガニ!!!

 

ほぼ泥臭くはないです。

 

塩茹でにしてあるのでちょっとだけしょっぱいかいなぁ。

 

うん。嫌いじゃないです。ザリガニ。

 

ただ、小さいのであんまり食べた気がしないのと、

立派な爪を持ってますが中身は殆ど入ってない。

 

カニ切狭も用意してないので開けるのに一苦労。

無理に開けようとすると潰れて身と汁が周囲に飛び散ります。

 

そして言わずともがな甲殻類の塩ゆでは素手で食べるのでベタベタになります。

追加でお手拭きを出してくれますが、食べ終わった後化粧室へ手を洗いに行きました。

 

お店の人が言うには、昔はもう少し大きいものが沢山獲れていたそうです。

 

最近はこぶりな個体が多いらしく。

あまりザリガニを食べる習慣が日本にはないので、海外の様に乱獲ではなさそう。

ただ単に、河の環境が変わったのかも知れませんね。

外来種の出現とかね。・・・ってかアメザリ自体が外来種。(その昔食用のウシガエルの飼料として輸入)

 

大体、ネーミングも良くないです。

ザリガニって、ザリザリしてそうで、美味しそうにカンジない。

 

英語でザリガニは Crayfish(クレイフィッシュ)

 

 

こっちの方が美味そうだ(-_-)

(ジェリーフィッシュ(くらげ)やスターフィッシュ(ヒトデ)など水産物にはフィッシュが付く)

 

 

 

でも「あの小さい頃獲ったザリガニ」を食べるというスリリングな体験と、

話題性(どこで話題になるんだ)を持ってすれば、

 

一度は食べておいても損はない「ザリガニ」

 

意外に美味いザリガニ。

 

カニに味の近いザリガニ。

 

昔はもう少し大きかったザリガニ。

 

一皿1,000円が高いのか安いのか・・・

 

もしかしたらそのうち、フランスのように高級食材になるかも知れませんね(*´ω`*)

 

そして、ザリガニのインパクトが強すぎてもはやおまけの様になってしまった鰻重(^_^;) ↑↑↑↑

 

 

今回も「特上」を頼みたかったのですが、「特上」鰻は残念ながら売り切れ。

「上」しかこの日は残ってませんでした(._.)しゅん・・・。

 

◎上鰻重 (お新香、肝吸い付き) 3900円でした。

 

「特上」と「上」の違いは鰻の大きさの違いらしいですが、

上でも十分な大きさでした。

 

 

食欲をくすぐる甘いタレの香り

 

鼻をくすぐる炭火焼きのいい香り

 

タレの染み込んだほくほくな白米

 

ほんとに美味しいこの鰻重!お腹いっぱいになりました。

ただ、今回気づいたのは昨今の値上げの影響がここにも出ておりました。

 

特上鰻重 (お新香、肝吸い付き)前回 4,200円 → 現在 4,500円

 

といった感じに300円ほど値上げになっておりました。

なので鰻重全般・他のメニューも少なからず値上げをされたようです。

 

コロナ渦で大打撃な飲食業界。

さらにロシアが起こした戦争での世界的原材料価格高騰。

仕方ないですよね。

このご時世。どこもこんなカンジです。

値上げされても構わないので、

なんとかこのつらい時期を乗り越えて美味しいこのお店を存続させて行ってほしいものです。

 

 

さて、夏季限定のザリガニいかがでしたか?

 

気になる方は是非千葉県印旛・利根川辺りに遊びにいって見てくださいね〜(*´∀`*)

 

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印旛・うなぎのさかた 本店

https://www.unagi-sakata.com/

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コメント: 1
  • #1

    usマッカチン (火曜日, 14 3月 2023 17:04)

    わかりますか?
    この呼び名