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パッションフルーツ自家栽培2023まとめ

2023年もそろそろ終わりですねぇ。

 

なんか忘れてるなーと思ったんですが、そう、忘れてました。

エクランジュールのライフワークの一つ、「パッションフルーツ」の記事!

 

失敗重ねる事3度目の夏の今年、初めて収穫に成功したのです。

 

覚書がてらブログにUPいたしますので、ド素人のエクランジュールがここ千葉県でどう南国のフルーツの収穫に成功したか、

是非参考にしてくださったら嬉しいです。

 

過去のパッションフルーツブログはこちらから

4月8日 室内で越冬したプランターを外へ出す。

今年の春は外に出してもパッションフルーツが夜寒くない気温になったのがだいたいこの辺りでした。

夜霜が降りるのが怖くて(何しろ田舎は寒いんで)週間天気予報を注視してもうそろそろいいかなぁ?

と重いプランターをギックリ腰に気をつけながらリビングからプランターを引っ張り出しました。

 

2Fのベランダからつる植物用のグリーンネットを垂らし、適当につるを引っ掛けてスタンバイOKです。

 

 

前回の失敗を繰り返さないためにも、「新芽が出てくる分岐点のつるを残しておく」という専門家からのアドバイスをしっかりと実践し昨年は越冬させました。

 

詳しくは過去ブログを御覧ください→2022秋パッションフルーツ志半ばで断念

 

5月24日 開花。

だいぶ暖かくなり、春の陽気って言うよりは夏の陽気に近い5/24、午前中は蕾だったものが、

午後には開花。今年の初開花です。

昨年は咲き始めが7月1日。

 

今年は5月24日。

 

なんと一ヶ月ちょいも早く花が咲きました!

やはり花芽ができる脇芽を残して越冬させたのが良かったのだと思います。

脇芽が伸びる手間が省け花芽がすぐに出てきてくれました。


5月〜6月にかけて次から次へと蕾が出来て開花していきます。

 

私も毎朝早起きをしてせっせと受粉作業頑張りました。

綿棒でちょこちょこと。

 

 

パッションフルーツの花は一日花です。

午前中の早い時間に開花して、夜にはしぼんでしまいます。

 

そして、午前中の朝早い時間のほうが受粉しやすいと聞いたことがあり、

早起きしてました。

ってか朝起きるのが楽しみでした(*´∀`*)

 

パッションフルーツは自家受粉です。アケビのように他の苗から貰った花粉じゃないと駄目といわけではなく、

花の中心の下部に出来た花粉を綿棒の先につけて、上の雄しべにポンポンと付けるだけ。 

ラクです。(でも他の苗から花粉を貰ってきたほうが結実しやすいとのお話も聞いたことがあります。)

6月15日 一個目の結実。

元気よく茂る葉っぱに隠れていい感じに成長してるのを発見しました。

 

今の時点でまだ6月です。

 

真夏の太陽の下で成熟していくパッションフルーツ。

今年は収穫が期待できそうです。

 

そして、庭の他の植物たちも元気に成長中!

5月〜6月にかけての初夏の庭が大好きです。

生命力に満ち溢れて、気持ちよすぎー(*´∀`*)!!!!

 

水をやりながら、土を弄りながら、植物の剪定をしながら、幸せを感じます(*^^*)

6月27日 計5個の結実。

何十個と受粉作業しましたが、最終的に5個結実しました。

(確率低すぎっ・・・^^;)

 

甘い果実に育ってほしいので、3週間に一回くらい追肥を行いました。

 

って言ってもけっこーテキトーです(笑)

 

有機肥料とか化学肥料とかパラパラと撒いておしまい^^;

多分、パッションフルーツに合う肥料あると思うのですが、忙しくてそこまで調べる余裕がなかったんです。

来年は肥料もしっかり吟味して育てたいです。

 

↑↑↑↑↑7月に入っても花は次から次へと開花。

家の中からの眺め。緑のカーテンにはもってこいのパッションフルーツです。

 

でももう受粉しても季節が遅いのであんまり意味ないかもです。

 

無駄な実を付けさせず、今ある果実に栄養を集中させたいところです。

花は観賞用として、毎朝の開花が楽しみです(^^)

7月25日 夏も真っ盛り。

今年の夏は暑かったです。

雨もほとんど振らなかったので、トマトの表皮が破れること無く、

ありがたいことに毎日大量収穫でした。リコピン万歳です!

ゴーヤも万願寺とうがらしもパクチーもすくすく育っておりました。

8月5日 パッションフルーツが色づき始める

朝の水やりで葉っぱの影でひっそりと下部から色付き始めたパッションフルーツを発見!

 

あぁ〜いよいよ始まった〜(*´∀`*)

 

このワクワク感ハンパない!!!!

8月9日 完全に赤くなる

その朝完全に赤くなっているのを発見。

 

パッションフルーツの収穫は赤くなってるからともぎ取ってはいかんのです。

 

ある程度中身が熟すと、勝手にポロッと地面に落ちるとの事で。

 

それが合図らしいのです。

 

そうなのかー!!

 

それはいつなんだー!!

 

地面に落ちると傷がついてしまってりするらしく、

 

三角コーナーの水切りネットのようなものに入れて落ちるのを防ぐ方法もあるらしいのですが、

 

 

落ちたとて我が家の庭は芝生なので落ちてもそんなに衝撃ではないかなーと思い、

私は結構めんどくさがり屋なので、そこはあえて何もしませんでした。

 

8月10日 実が地面に落ちる。

朝起きて水やりに行くと、実が落下しておりました。

 

ふあふあの芝生の上に♡

 

ってか最初落ちてるの気が付かなくて^^;普通に芝生にホースで水まいてたら あれ?って(笑)

だから濡れてる。水撒く前には気付かなかった(^_^;)

ホント何も言わず(言うわけない)ひっそりと落下してるんですよね(笑)

 

なにはともあれ収穫第一号のパッションフルーツです。

他の4つの実も順調にぶら下がっていたので、あと4回はこういう事があるってことですよね。

 

おう。 ばっちこーい!!! まってるぜぃ!

 

 

 

と、すぐにこれが食べれるんかと言ったら、食べれましぇん。

 

これから「追熟」という作業が待っております。

 

作業というか、ただ、皮の表面に「シワ」(皺)が入るのを待つのです。

 

8月24日 感動の味!

 

 

甘い香りがして表面に皺が入ったら中身が食べごろになった証拠だそう。

 

 

恐る恐る切ってみます。

 

あ!フライングで撮影する前に上の皮切っちゃいました。(笑)

皮が固くて乾燥してツルツルでペコペコしてる感じ。

 

頑張ってノコギリのように何度もキコキコして切りました。

(我が家の包丁10年ものなんで切れ味が悪いからかもしれないっす)

うおぉおお・・・・(@_@)

 

なんてジューシーな中身(*´∀`*)・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:

 

甘い南国の香りが立ち込める。

 

こんなに沢山の果肉が詰まってるのね!

 

 

 

そして、香りもさながら、果肉がとっても甘い!

 

うーん。これは沖縄で買ってきたパッションフルーツに引けを取らない甘さと味の濃さです。

 

あんな肥料しかあげてないのに・・・なんだか申し訳ないです。

 

(見栄えを良くするために、庭のパッションフルーツの葉っぱをむしってきて敷いてみた(笑))

 

2個目のパッションフルーツも一個目収穫した後にすぐに収穫できたので一緒に食べました。

 

 

 

私はヨーグルトにかけて食べるのがお気に入りです。

プチプチした食感がたまらないです(*´∀`*)

甘い香りがたまらん!

 

沖縄から送られてきたやんばるパインと一緒に食べたら、

ああ!もうここは私の愛する沖縄!

8月28日 残りのパッションフルーツも赤く色付き始める。

8月も終わりが近いですが、連日のうだるような暑さ。

その中で強烈な太陽に照らされて、次々と色づいてきました。

種から育て何回もの失敗を経て実を食すまでに3年掛かりました。

 

失敗して「来年こそは!」と闘志を燃やして、また失敗してと繰り返した、

パッションフルーツ栽培。

とっても楽しかったし、パッションフルーツに愛着が湧きました。

 

手の掛かる子ほど可愛いってやつですかね。

 

来年もまたやります。今度は10個は収穫したいです。

 

の、為に今年は越冬作業の際に元気のない株を間引きして、4本→2本に減らしました。

 

 

プランター内の栄養が取り合いになってる気がして。

環境維持するために、間引きは苦渋の決断でした。

だって種から育てた可愛い我が子だったんだもの( ;∀;)

 

でもこれで来年は栄養が行き渡ってもっと実を付けてくれる気がします。

 

乞うご期待です。

 

番外編:秋に結実した果実はどうなるのか。

パッションフルーツは沖縄ではどうか知りませんが、

関東で育てると「春」と「秋」に花を咲かせます。

 

秋に咲いたものに関しては昨年まで一生懸命受粉作業していたのですが、

専門家からのアドバイスによると秋に開花→結実したものは、日照不足と気温不足で万が一冬が来る前に赤くなったとしても、味や香りの薄いまずいパッションフルーツにしかならない。更に秋に沢山実をつけると翌年の春に花芽が付きにくくなるとのことでしたので、今年は一切受粉作業せず花の開花を楽しんでいましたが、一個だけ虫のおかげか風のおかげが自然に結実したものがありました。

 

しかも2Fのベランダに(笑)

蔓が1Fから伸びて夏には毎年ベランダまで到達するんですよね(^_^;)

 

結実した割には一向に青いまま迎えた今年の10月31日、そろそろ最低気温が5℃を切るようになってきたので、

越冬準備に取り掛かりました。

 

昨年通りに、脇芽が伸びるつるは切らずに長めに残し今年は何本か間引きして室内へ。

そして、ベランダにいた青いパッションフルーツは、頑張って結実したのにただ捨てるのも忍びなかったので、

カットしてキッチンの流しのカウンターに飾っておきました。

 

そのまま元気にすくすく育ち、

そのまま約1ヶ月後の11月28日の朝、赤く色付き始めたのです。

 

毎日洗い物をしながら目の前にあるパッションフルーツを見ていたのでビックリしました。

 

これホント食べれるんかなとか色々思っていたその日の夜、

夕飯の支度をしていたら、目の前でポロっとシンクに落下(@_@;)

 

え?赤くなったばかりなのに?

もう落ちちゃっていいの^^;?

 

11月も終わりの室内パッションフルーツのお味ってどんななんだろう?

 

味が薄いまずいパッションフルーツって話を聞いていたので、やっぱり興味本位で食べたくなりました。

 

じゃあまず・・・追熟から。

 

部屋の隅っこに置くこと5日程で皺が入りました。

 

カットして中身を見てみます。

うーん。結構貧相な中身です。

 

夏にできた果実と違い、途中から水差しになったのもあって果肉は熟して確かに甘い香りはしますが、

香りが少ないです。

スプーンですくってみると、若干水っぽいです。

 

夏に食べたものはとろっとして強烈な甘い香りが鼻をくすぐったのですが、それがない。

 

味は・・・・・。甘いけど・・・酸っぱいの方が勝つ!!!(笑)

 

パッションフルーツの味が薄くて、えぐみのようなものがあります。

 

パッションフルーツ(秋収穫)を食した結果は→食べないほうが良い。

 

理由:美味しくないのでパッションフルーツに対して変なトラウマが生まれそう。

 

 

という結論に達しました(笑)

きっとこれが始めてパッションフルーツ食べた人だったら多分もう二度と食べなくてもいーやってなるのは必至だと思われます。

 

不味いです。

 

  

 

以上「パッションフルーツ自家栽培3023まとめ」でした。

 

今年も一年お疲れ様でした!

 

来年もパッションフルーツ栽培頑張ります(*´∀`*)

 

 

長々と読んでくださりありがとうございました(*^^*)

 

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ブログテーマ「DIY・ガーデニング」にパッションフルーツ関連のブログをあげています。

ご興味ある方は是非読んでみてください(*´∀`*)